ドーベルマンのお手入れ方法として、まず被毛のケア、歯磨き、爪切り、耳や目のケアなどがあります。
まず初めのうちは慣れないと思いますので、最初はトリマーさんにお願いをして、徐々にケアの仕方を覚えていくことが良いと思います。
最近はドーベルマンを扱ってくれるショップも多くなっていますし、日頃からあまりケアができてないという方も、お願いすることが多くなっているようです。
ですがスキンシップを図るために、お手入れは出来るだけ飼い主さんが行うのが理想です。また飼い主さんがお手入れすることができれば、その都度、健康状態をチェックすることができます。
そうすれば、体調の変化にも柔軟に気が付くことができ、病気などを防ぐことにも繋がります。まずは簡単なことから初めて、トリマーさんに少しずつ教えてもらうのが良いと思います。
ドーベルマンの被毛はスムースタイプで、猫のような毛をしていますので、お手入れは比較的簡単なほうです。スリッカーブラシ等でブラッシングしながら、脱毛の量や皮膚の状態を観察するのも楽です。
また歯のお手入れについては、犬用の歯ブラシで便利なものが最近は多く出回っています。ガーゼも一般的ですし、指に巻きつけるようにして磨くと便利です。
爪は放置してしまうと肉球に刺さって傷になってしまいますので、ケアはとても大事です。犬の爪には血管が通っていますので、深爪に気をつけ、切ったらヤスリで磨くようにします。
またシャンプーは、ドーベルマンは毛が短いので楽です。お湯の温度は体温と同じ程度か、ちょっと熱めにし、お尻のほうからかけていき、首から上は手にシャンプーをつけて目や耳などに入らないように注意して洗い流します。
また肛門腺絞りも大事な作業です、肛門の匂いの袋から内容物を絞ります。トリマーさんにお願いする場合は、シャンプー料金に含まれていることが多いですので、確実に搾り出してもらうようにしましょう。
シャンプー好きなドーベルマンは意外に多いです。飼い主さんがシャンプー、というと自分からお風呂場に入っていったり、また終わったらタオルに体をこすりつけてバタバタするようなタイプもいます。
ですが、あまり頻繁に洗いすぎると皮膚病になることもありますので、犬専用のシャンプーを使うようにして、多くても月に2回、汚れていなければ月に1回、後はタオル等で拭いてあげれば十分です。